言葉ひとつで人に与える印象も違う
2016/02/03
肯定言葉を選ぶ重要性について
子育てをしていても
なるほどな~って
思ったことがありました。
子育てって自分の生活にも
凄く活用できるなって部分がけっこうあったりします。
言葉の伝え方で
印象が大きく変わるなって感じたエピソードです。
ある小児科さんのホームページに
書いてあったことですが
自閉症の子には
「出ていかないで」
ではなく
「座ってね」
「持っていかないで」
ではなく
「おいてね」
という風に否定言葉を使わないのが鉄則だそうです。
否定言葉はノーや拒絶の意味に捉えられるから
なるべく避けるというもの。
これって日常の子育てにも重要だよ
っていう内容でした。
うちの子はもうすぐ2歳の
自我が芽生えた真っ最中の何でも
「自分で!!」
のイヤイヤ期ってやつです^^;
保育士さんや読んだ本などにも
一度、子どものしたかったことを
受け止めてから
ダメなことや
今することじゃないことを
伝えるようにするといいって言われました。
「〇〇したかったんだよね。」
「でも、今はご飯の時間だから食べ終わったら〇〇しよう。」
という風に一度肯定して
伝えたいことを受け入れやすい状態にするといいとか。
人は肯定されると安心します。
肯定されることで
壁がなくなりやすくなります。
ビジネスでも活用できる部分ですね。
営業職をしてる時も
いかに相手の言葉を受け止めて
「そうですよね」
と何回言えるかだと教わりました。
マイナスの発言を相手に言わせて
肯定してから
こちらの伝えたい事を言うという流れでした。
実際、普通に人間付き合いしていても
否定言葉ばかり言う人ってなんとなくトゲを感じますよね。
思わず壁を作ってしまいます。
極端な例えだと
「〇〇するのは難しいですか?」
と
「〇〇するのは簡単ですよね?」
最初のほうだと返事の時に
「う~ん」と迷いが生まれますが
後者はイエスと言いやすくなります。
小さな言葉の言い回しで印象は大きく変わります。
日頃から気をつけてないと難しいので
感覚的な部分もあるとは思いますが
自我の芽生えた子どもって
人として当たり前の感情が前面に出てる感じです。
ダメって言われると
なんか拒否したくなっちゃうみたいな・・・
こうやって書いてると
なるほどって感じなんですが
実際は毎日このイヤイヤ期と向き合うのに
四苦八苦してるのですが・・・^^;